ごあいさつ

モデルハウスを訪れて「これが私の建てたい木の家?」と思われた方は多いと思います。住宅展示場を回ってもしっくりこない、ホームページを見てもどのような家づくりをしているのかわからないという声もお聞きします。設計事務所は敷居が高いと思っている方も多いと思います。

私は設計事務所を開設してから20年になります。その間に国産材を使った家づくりのNPOを設立したり、国産材のことを知っていただくために本を書いたりしてきました。

拠点を千葉県流山市に移し、新たに事業を興すことになりました。それが「本当に住みたい木の家」です。リーマン・ショック以降、日本の経済は低迷しています。住宅にかける予算はより厳しくなってきています。限られた予算を有効に使って本物の木の家をたてたいという方はいらっしゃいます。これまでの経験を活かして本物志向のお施主様の夢を叶えるために最大限のサポートをしたいと思っております。

私は「家族の幸せが第一」と考えていますので、家族の幸せを守る住まいは「より美しく、より安全に、より安く」のための智恵や技術や文化が備わっていなくてはならないと思っています。

ものづくりには人が大切です。作り手が腕をふるい、やり甲斐がある家づくりを心がけています。最近は生き甲斐を求めて伝統的構法に取り組む若い職人が増えてきました。腕に覚えのある親方に習い、腕を磨いています。作り手と住み手のこころが通じ合う現場になるよう努力したいと思います。そこでつくられた住まいは愛着がわき、永く大切に使ってもらえます。結果として、三世代にわたって住み継がれる木の家になります。

是非「本当に住みたい木の家」の夢をかなえてください。

木の建築設計・代表 江原 幸壱

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