建物の寿命について

これまで建物の寿命は、日本は26年、米国は44年、英国は75年と言われてきました。この通説の真偽を早稲田大学の小松幸夫教授が検証しました。その結果、日本では建物の寿命は構造種別や耐久性によって決まるのではなく、建物の評価が低いこと、生活スタイルの変化への対応、税制や都市計画法・建築基準法などの要因で寿命が短くなっていることがわかりました。

私の古い建物の調査では、建物に対しての愛着も重要な要因であることを感じています。長期優良住宅は当初200年住宅と言われていましたが、長期優良住宅の仕様では100年も持ちません。いずれ証明されると思います。「本当に住みたい木の家」の仕様は3世代にわたって住み継げるように耐久性を考慮し、かつ建物に愛着を持てるような作り方をしています。

こちらをご参照ください。
http://www.mof.go.jp/national_property/councils/pre/shiryou/221021_05.pdf

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